2012/04/02

未知の道。

今日はTwitterに流れてきた桜のinstagramを手がかりに
京都の一条戻橋まで行ってきました。
そこには早咲きで有名な桜が一本立っていて、とても綺麗でした。



あとで知ったことなんやけど、その一条戻橋ってのは結構曰く付きの橋らしく、
死者が蘇ったり、安倍晴明が式神を隠したりしていたらしい。
そう言われてみたら道中、晴明神社がありました。

安倍晴明とはその名前だけは知っているという方も多いかと思いますが、
その昔京都で活躍した陰陽師なんです。
いまでこそ陰陽師なんてのはうさんくさくて、迷信でしょ?
なんてことをいう人もいるかと思います。
かくいう自分もそういう式神や悪霊や妖怪なんて類いはあまり信じていません。

でもね。
日本に陰陽師や妖怪や幻術があったように、外国には錬金術師や
や悪魔、魔法なんてものがあるのです。
遠く離れたところでも同時発生的にそういう言い伝えや歴史が
残っているというのは、結構興味深いと思うのですよ。
残念ながら自分にはそういう力は微塵もないのですが、
あったらあったで退治したり、世界救ったりと色々大変だったかもしれません。

ちなみに安倍晴明は京都に結界を張ったことでも有名です。
それがいわゆるセーマンドーマン。

もともとこの紋は和歌山県などの海女の服にお守り的に施されていた
紋らしいのですが、これを作ったのが安倍晴明らしく、
これと同じ紋を使った結界が京都には張られているそうです。
安倍晴明ゆかりの神社を結ぶと五芒星の形が浮かび上がり、
また京都の碁盤の目のように広がった整備された道が
九字切り由来のこの紋を表しているそう。
“セーマンドーマン=星満道満”
星満ちて、道満ちる。
この二つの紋は星の力を道に流し込んで都を守っているそうです。

個人的にはこういう話は大好きです。


そうそう最近オープンした東京スカイツリー。
あれ実は東京に張られた結界を壊す役目があるそうです。
さて誰があんな高い塔を建てたのでしょう。
バベルの塔はどうなったのでしょう。
近いうちにまた何かが起こりそうな気がします。


※セーマンドーマンの由来や結界の意味などは諸説あるようなので
 確定ではありません。あしからず。






0 件のコメント:

コメントを投稿